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こんにちは^^まさに夏本番ですね!店頭には早くも日焼けした子供さん達が、夏真っ盛りといった感じでお見えになる事もあります。 日焼けした健康的な子供さんを見ると、自分も早く夏男にならねば!などと妙な事を考えてしまっている自分がいます。笑


さて、「新しいアトピー性皮膚炎の漢方治療」ということですが、最近漢方業界に嵐を巻き起こしそうな出来事があります。それはアトピー性皮膚炎の治療法が劇的に変わりつつあるという事です。

その新しい皮膚炎の漢方治療とは「火神派」と呼ばれる治療法です。

簡単に説明しますと、人間には体を温め元気の元となる「陽気」というものがあります。この陽気ですが、本来体の深部にあるものなのですが、体が弱り冷えてくると、体表部の毛穴の引き締めがうまくいかなくなり、その陽気が皮膚表面へ出てきてしまいます。陽気という熱が体表部に移ると、皮膚に熱を持ち皮膚炎へと繋がる為、その治療として陽気や元気を増すことによって、体全体を元気にし、体表部の機能を高める事によって、陽気(熱)が体表部へ出ていかないようにするといった方法が、おおよそ火神派と呼ばれる皮膚炎の治療法です。

よく使われる方剤として
★麻黄ブシ細辛湯
★人参湯
★桂枝加竜骨ボレイ湯
などが使われているようです。

気になるその効き目ですが、アトピー性皮膚炎に対して、かなり好成績を収めているようです。


自分の意見ですが、アトピー性皮膚炎の原因とは、代謝出来ない飲食物が体内に残滓として停滞したり、蔓延する為に、体の免疫が過剰に反応する事によって、体の各所に炎症反応が起きやすくなり、結果、紫外線や着衣、常在菌などの刺激の多い皮膚に炎症が起きやすくなる事がアトピー性皮膚炎の原因だと思っています。

炎症を抑える各種「熱を取る方剤」を服用すれば、今ある皮膚の炎症を抑える事は可能ですが、代謝出来ない飲食物の分解能力を上げることにはなりません。アトピー性皮膚炎の真の治療とは、飲食物を分解無毒化を行う臓器を助け、きちんと仕事を行えるように改善するという事になります。分解無毒化する臓器とは「胃腸」と「肝臓」です。この2つの臓器がきちんと仕事出来るようにしてあげる事が皮膚炎の本治といえるでしょう。


火神派で汎用されている方剤についてですが

本治として胃腸や肝臓を温めその機能を上げ、飲食物の分解代謝能力を上げる目的で「人参湯」を用いています。
しかし万人の胃腸の能力を上げるのに人参湯が効くというわけではなく、人それぞれ用いる方剤は違います。

次に飲食物の残滓によってアレルギー反応自己免疫が亢進すると、全身の神経が興奮状態になり、更に輪をかけて免疫が亢進します。免疫が興奮してアレルギー反応が強くなると、その箇所に「水分(白血球の死がい)」が停滞しやすくなります。
その脳の過剰な興奮を抑えるために用いているのが、「桂枝加竜骨ボレイ湯」です。脳の異常な興奮を抑え、免疫の暴走を緩和させ、炎症を抑えます。この場合も脳の興奮を抑えるのは「桂枝加竜骨ボレイ湯」だけではありません。その方に合った安神剤を用いる必要があります。
更に停滞した水分を排泄する為に用いているのが、「麻黄ブシ細辛湯」です。構成されている生薬全てが発汗利水効果が強く、血中や皮下、細胞全ての水分を除く効果があります。この効果により、炎症している皮膚表面にある過剰な水分を排泄させ、炎症緩和に繋げているのです。

以上
○胃腸や肝臓機能の向上
○脳の過剰興奮、免疫の暴走抑制
○利水
の効果によりアトピー性皮膚炎に効果が上がっているのではないかと思います。

自分は火神派が言っている「体の冷え」が原因となってアトピー性皮膚炎が引き起こされている場合もあると思いますが、以上3点が作用している事によって効果が上がっているように感じます。それほど冷えている人っているのかな~というのが実感です。


当店では

胃腸や肝臓の機能の向上に
○晶三仙 ○茵陳高湯 ○補中益気湯 ○涼血清営顆粒 ○ケイギョク膏 ○半夏瀉心湯 ○各種田七製剤 ○各種オウギ製剤 ○各種地黄丸製剤 ○竜胆瀉肝湯など

安神剤に
○柴胡加竜骨ボレイ湯 ○涼血清営顆粒 ○温清飲 ○各地黄丸類 ○カルシウム製剤

利水に
○竜胆瀉肝湯 ○猪冷湯 ○荊艾連翹湯 ○衛益顆粒

などを用いる事が多いです。


麻黄剤は副作用が多い方剤です。自己判断で服用する事は絶対に避けて下さい。特にこの時期は体が乾きやすいので、思わぬ事故につながる危険性があります。



色々新しい考え方があり、日々切磋琢磨出来リフレッシュでき、漢方はほんと奥が深いな~と改めて実感しています。

これからも頑張って勉強して参りますので、よろしくお願い致します。
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プロフィール

漢方で悠々生活

Author:漢方で悠々生活
茨城県鹿嶋市
「みやわき健康薬局」
宮脇崇です。
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