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こんにちは^^朝から猛暑となっているここ鹿嶋地方です。先ほど少しだけ外で作業したのですが、暑くてビックリするくらい大量の汗が出ました。外でお仕事される方は、くれぐれも熱中症に注意して下さいね。


さて「多汗症」という事ですが、私はミスター多汗症といってもいいくらい汗かきです。夏にスポーツでもやろうものなら頭のてっぺんから足の先まで着衣の色が変わり、搾れるほどの汗が出ますし、冬でも頭から湯気が出るほど発熱しています。

スポーツ時のように汗が出て当たり前の時はあまり気になりませんが、学校の授業中や電車の中など、他の人が涼しい顔で汗など無縁の顔をしている時に、自分だけだらだらと発汗している時などは非常に恥ずかしい思いをした事が幾度となくあります。

このように、汗に関して語らせたらいくらでも面白いエピソードが出てくる自分です。(笑)
今回はその汗が度を越して出てしまい、「多汗症」という医療保険が適応になる疾患について書いていきたいと思います。

私自身がこの多汗症と診断されるかは分かりませんが、先ほども書いたように人前などで異常な発汗があり、生活に支障が出て「生活の質」が大幅に低下してしまうような場合は治療の対象になるようです。

この多汗症ですが、交感神経の過剰興奮によって発生する場合と特定の病気によって発生する場合とに分かれます。
交感神経の過剰興奮によってもたらされる多汗症は、全身的に発汗する「全身性多汗症」と脇の下や手のひらなどに限定して発汗する「局所性多汗症」とに分類されます。

特定の病気によってもたらされる多汗症は、甲状腺の疾患、糖尿病、腫瘍、痛風、更年期、月経前症候群、特定の薬物などが原因となって発生するとされています。



このうち交感神経の過剰興奮によってもたらされる多汗症は、医療機関や漢方、生活習慣の改善などで改善を行い、特定の病気によって引き起こされる多汗症については、原因となっている疾患を各種医療機関にて改善を行うという事が基本となります。

自分自身の場合は、寝不足、飲酒量の増加、夫婦喧嘩、ストレスなどがある場合発汗が増えるのを自覚します。そのような時はそれら生活習慣の乱れを改善すると共に、脳の興奮性を抑える「抑肝散加陳ピ半夏」や「柴胡加竜骨ボレイ湯」などを服用すると落ち着きます。

漢方での改善では以上のように脳の興奮性がある場合はその改善を行い、慢性的に汗が漏れ出しているような場合は、発汗による全身の弱りが疑われる為、全身の内臓や皮膚、筋肉の働きを高めるような漢方薬を主にお勧めしています。

多汗症で健康に問題ない場合は、多くは交感神経といって体の活動力を高める神経の過剰な興奮によるものです。
脳が人より興奮しやすいとうだけでほぼ問題ないのですが、ストレス状態におかれると人より脳の興奮度が高まりますので、そのダメージを多く受けて体が消耗しやすくなります。
このような人は、例えると、瞬発力を問われる短距離は得意ですが、長期に渡って体力をコントロールする長距離は苦手です。人生においても、あまりストレスを感じ、毎日自分自身をフルに使いきるような生活は向いていません。

人それぞれ体質があります。上手に自分の体を見抜き、自分に合った生活を行い、健康な体を維持していきたいですね。
こんにちは^^朝から真夏の太陽が照りつけているここ鹿嶋地方です。すっかり湿度も落ち着き、真夏の気候へと変化していますね。暑さ対策を万全にして夏に挑みましょう!


さて、「アルコールを飲んで入水は控えましょう!」という事ですが、これから夏本番、暑くなると行きたくなる所といえば水があるところですよね!?ここ鹿嶋は海が近いので、学生の頃は暑くなると毎日のように海に行っていたのを思い出します。

その海や川、プールなどに入る時に絶対にしてはならないのが「飲酒」です。毎年夏になると悲惨な水の事故を耳にしますが、そのうちアルコールを飲んで入った為に、事故を引き起こしているケースも少なくありません。

皆さん経験あるかと思いますが、アルコールを飲むと心臓がドキドキして皮膚が赤くなります。ドキドキするという事は体が緊張している証拠であり、皮膚が赤くなるという事は血管が拡張している証拠です。

運動もしていないのにドキドキするという事は心臓や血管に負荷がかかっている状態です。この状態だけでは何ら問題ないのですが、これに更に運動という負荷がかかると、心臓や筋肉の負荷が倍増してしまいます。当然負荷が多くかかるという事は早く疲れるということになりますので、通常だったら泳げる距離でも、アルコールが入った状態だと心臓や筋肉の疲労により泳げなくなってしまうのです。

自分が泳げると思っている距離が泳げないという事は、溺れるという事に直結します。
又、足がつく所でも筋肉の疲れから思うように進めなくなり溺れてしまうという事になりますので注意が必要です。

よく水泳などした後に、体が鉛のように重くなったり、とてつもない空腹感が襲ってくるといった経験ありませんか?それは体が消耗している証拠です。アルコールを飲んでいなくてもそれだけ消耗するという事は、飲んでいるとその消耗がどれだけ進むか怖くなりますよね。



楽しい時間を過ごすためにアルコールはいいですが、水に入る時はそのリスクを考えると、飲まない方がいいというのは明らかです。

水辺では飲まずに、家に帰って風呂上がりのビールを楽しんだ方がよさそうです。


こんにちは^^いよいよ梅雨が明けましたね。梅雨明け宣言とともにこの暑さ・・・ちょっと先が思いやられますが、暑さを楽しんで積極的に行動していきたいですね。

さて、昨日のブログにて、同じ鹿嶋市のビューティショップアンジェ様から非常にいい、ブログネタにもなる素晴らしいコメントを頂きました。今回はそのご質問も答えとして「夏の食欲不振を解消する方法」について書いていきたいと思います。


まず最初に夏はどうして食欲不振になるのでしょうか!?この疑問を整理していきたいと思います。

食欲不振となる原因として

①エネルギーを体が求めない
人間の体は恒常性という機能が備わっていて、常に体温を一定に保っています。体温を一定に保つ際にかなりのエネルギーを消費します。冬は外気温が低いのでエネルギーを大量に消費する為多くの食事が必要となりますが、夏場は外気温が体温に近い為、それほど多くのエネルギーを必要としない為、食事を求めなくなるのです。

②自律神経の乱れ
人間の脳は真夏の暑い日差し、高気圧、暑い環境になると交感神経といって活動的になる神経が優位となります。食欲を司っているのが副交感神経なので、夏の刺激によって交感神経が優位となっていると、副交感神経の働きが鈍りますので胃腸の働きが鈍り食欲が減退するのです。

③冷飲食
夏は外気温が高く汗をかきます。当然体の水分が奪われますので水分を欲します。特に外気に接している口やのどは熱を持ちますので冷たい飲み物を飲むようになります。喉や口は冷たいもので気持ちいいと感じますが、胃腸は逆に冷たいもので機能低下を引き起こします。当然その冷たい飲み物が続くと胃腸の機能が低下し食欲不振となります。

④ミネラルバランスの乱れ
汗をかくと必ず体内のミネラルバランスが乱れがちになります。ミネラルバランスが崩れると胃腸の機能が失調し食欲不振となります。この場合は漢方でいう気虚という体質の方がなりやすく、体全体のパワーが不足している為、汗が必要以上に漏れ出してしまっている状態となっています。

⑤血虚
漢方でいう血虚とは、体全体の血液量や栄養バランスが乱れている事を指します。夏になると熱を発散しようと体表部の血管が拡張しますので、消化器官や脳など体の深部への血液循環量が低下します。そうなると必然的に働きが悪くなりますので食欲不振となるのです。

以上が「夏に食欲がなくなる原因」となります。




ではその食欲不振を改善するにはどうすればいいのでしょうか。

一般的に食欲があまり無いものの、他に不快症状が殆どなく元気であるといった場合には、①による原因で食欲不振が引き起こされているだけなので、暑さに体が慣れてくると共に解消される事が多いので気にしなくてもいいかもしれません。バランスのとれた日本食中心として、味の濃いものや胃腸を冷やしすぎたりしないように注意すればいいでしょう。


改善の必要があるのが②以降の症状が強い場合です。
自律神経の乱れで、不眠、不安感、イライラが激しい場合はその改善を、気虚や血虚といった体のバランスが崩れている場合はその改善を漢方薬などで行うと効果的です。よくスポーツドリンクなどをがぶ飲みされる方を見かけますが、スポーツドリンクには各種ミネラルや糖分が過剰すぎるほど含まれています。大量に汗をかきそれらが失われている場合はそれらドリンクが必要になりますが、発汗や脱水が無いにも関わらずスポーツドリンクを飲みすぎると逆にミネラルバランスを崩したり、糖分や塩分の摂りすぎで体調を崩す原因になります。飲みすぎには十分注意して下さい。


最後にアンジェさんからのご質問の食事ですが、日本食中心でバランス良くが答えとなります。強いて言えば旬の夏野菜や果物には、その季節の人間の体に合うものが育つ傾向にありますので、積極的に摂るといいでしょう。更に味の濃いものはお勧めしませんが、香辛料は上手に使うと食欲アップ、消化促進に役立ちます。上手に役立てて下さいませ。

又、夏場に自律神経が乱れやすく、心が不安定になりやすい方はビタミンB群の不足が考えられます。バランス良く日本食を食べていれば不足する事はありませんが、交感神経の興奮が続いたり胃腸の機能低下、甘いものの過剰摂取、飲酒などが続くと不足する事がありますので、積極的に補うようにするといいでしょう。



こんにちは^^朝から厚い雲に覆われているものの、雨もなく比較的過ごしやすい気候となっているここ鹿嶋地方です。早く梅雨が明けて欲しいと思う反面、あの暑さが戻ってくると思うと、ちょっとうんざりしてしまいます。


さて、「気温差に弱い方」という事ですが、つい先日の最高位気温が30℃超えで、昨日今日は25℃に届かない位となっていて、先日から非常に気温差が大きい日が続いています。

このように気温差が激しい日が続いた時に、全く体調の変化を感じない方とすぐに不調を訴える方とがいます。そのすぐに不調を訴える方の体の傾向について書いていきたいと思います。

すぐに体の不調を訴える方の弱いところとしてあげられるのが「胃腸」です。
臓腑弁証にて、一番不調の訴えをよく訴えるのが胃腸なのですが、更に外気やストレス、食事などの影響でいち早く不快症状を訴えるのも胃腸なのです。胃腸という臓器自体も非常に敏感な臓器ですが、自律神経の影響を一番受けるのも胃腸なので、体全体の不調をうつす鏡的な面を持ち合わせている為、輪をかけて不調が出やすいのです。


●胃腸自体の不具合
●ストレス
●気温の変化など外気のストレス
●肝臓や腎臓など他の臓器の不具合
によって不快症状が引き起こされます。

今回のように温度差による不快症状には、胃腸自体を元気にする事と、自律神経の緊張を和らげるといった治療法が基本となります。

漢方薬でいうと、補中益気湯、六君子湯、衛益顆粒などの「補気薬」といって胃腸を元気にする作用のあるものと、逍遥散、晶三仙、半夏コウボク湯、シンサージといった自律神経の緊張をほぐしてくれるものを、その方の体調を見ながらお勧めする事が多くなります。

日常生活では、
○規則正しい生活習慣を送る
○日本食中心であぶらっこいもの、味の濃いものはとらない
○冷たい飲み物や水分の過剰摂取は慎む
○衣服の調節はこまめに(冷やさない)
○ストレスから遠ざかる
○寝不足、寝すぎはしない
○アルコール、たばこはほどほどに
などが考えられます。


これは傾向ですが、気温差に弱い方は「気虚」といって体全体の弱りが見られる場合が多いように感じます。
気虚がある方は無理がきかない体なので、生活習慣には十分注意して下さいね。




こんにちは^^フェーン現象の影響で、朝から真夏のような暑さとなっているここ鹿嶋地方です。急に30℃を超える暑さとなっていますので、体調管理に注意して下さいね。

さて、「急に暑くなると息苦しくなりませんか?」という事ですが、急に暑くなり始めるこの時期に訴えが多くなるのが「息苦しさ」です。

皆さん暑さに慣れてくる8月中旬を過ぎればこのような訴えは無くなるのですが、急に30℃を超えてくる日が増えるこの時期には息苦しさを訴えてご来店なさるお客様が増える傾向にあります。

この息苦しさの原因ですが、「肺の乾燥」です。

肺は臓器の中で唯一外気に接している臓器で、その変化を敏感に感じ取ります。急に暑くなるこの時期は、肺がその変化についていけない為その影響による不快症状が強く出るのです。

●胸が重い
●呼吸が浅くなる
●のぼせる
●便秘
●空咳
などは、外気温の急上昇により体(特に肺)が乾燥している証拠です。


改善法としては、夏野菜や果物を積極的に摂るようにし(夜間の果物は×)規則正しい生活習慣を送り、特に夜は早く寝る事が重要となります。
特に血糖値が高めの方は、暑さの影響を強く感じる事がありますので、体の変化に十分注意して下さい。


漢方薬としては「麦味参顆粒」という心肺能力を高め、体全体の潤いを増してくれるものをファーストチョイスとします。更に胃腸の機能低下がある場合にはその改善を、腎の水分代謝能力が低下している場合はその改善を、ストレスがある場合にはその改善をなどを行うと効果的です。


一番は「無理をしないこと」です。
特に外で仕事をする方は絶対に無理をしないで、体に変化を感じたらすぐに休むようにした方がいいでしょう。何度もいいますが、暑さに慣れていないこの時期は特に注意が必要で、体が暑さに慣れていない為に外気温の変化による体への影響が増す傾向にあるからです。



こんにちは^^相変わらず暑い日が続いているここ鹿嶋地方です。今日は雲が多く太陽が出ていないせいか、気持ち涼しく感じます。今日の新聞に出ていたのですが、熱中症で倒れている方が続出しているようです。エコもいいですが、命にかかわる場合もありますので、めまい、脱水、食欲不振、動悸など体の不快症状がある場合や小児、高齢者の方は遠慮なく冷房を使った方がいいと思います。



さて、「月経前症候群時における体内変化について」ということですが、月経前症候群(PMS)によって体に不快症状が引き起こされている時に、体内にどのような変化が起こっているのかについて書いていきたいと思います。


月経症候群というのは月経前2週間前後から身体的、精神的苦痛がもたらされ、月経が起こると共に解消されるというのが一般的です。

その月経2週間前というのがちょうど排卵日に当たります。その排卵日を境に増えてくるホルモンがあります。そのホルモンとは「エストロゲン」という卵胞ホルモンです。卵胞ホルモンなので低温期に多く分泌されていると考えられがちですが、実は排卵を期に多くなるホルモンなのです。

このエストロゲン、卵巣排卵制御、脂肪代謝、乳腺の発達などに関わっている一方、過剰に分泌されると副腎皮質機能亢進症を引き起こします。この副腎皮質機能亢進症は副腎皮質の異常疾患としてありますが、亢進症とまではいかなくとも、エストロゲン過剰分泌やストレスホルモンであるコルチゾール、男性ホルモンであるアンドロゲンなどの過剰分泌が重なると副腎機能が亢進する事により、体内電解質に異常を来たします。

体内電解質をいうのはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、塩化物、リン酸、炭酸水素イオンなどを指します。これらイオンは体内のphや体内水分量を管理しており、このバランスが崩れると脱水やむくみ、心臓や筋肉、神経などに障害が及びます。

ひどくバランスが崩れている場合は直ちに治療が必要になりますが、エストロゲンやストレスホルモンの過剰分泌により、一過性で電解質バランスが乱れている場合は、それらホルモン分泌の過剰を抑えるといった方法を用います。


まとめますと、ストレスホルモンの過剰分泌が根底にあり、それにエストロゲンが拍車をかける事により月経前に電解質バランスが乱れ、それが原因となり各種不快症状が引き起こされているのです。


改善にはストレスホルモンの過剰分泌を抑える事を主に行い、エストロゲンやストレスホルモンが過剰に分泌される原因が、内臓の弱りが体全体のバランスを乱す事によって過剰分泌されている場合にはその改善を行うといった方法を用います。
症状が激しい方は「ストレスを感じやすい」という先天的な体質がありますので、なるべくストレスがかからない生活習慣を送る必要があります。

以上の理由で、一過性のストレスによって月経前症候群が引き起こされている場合は、漢方薬の「逍遥丸」「加味逍遥散」というストレス、脳の興奮性を低減させる漢方薬がよく効くのです。



不快症状には必ず原因があります。
原因をきちんと改善する事が健康を維持していく上で重要となります。
こんにちは^^朝から真夏のような暑さとなっているここ鹿嶋地方です。6月にしてこの暑さ、ちょっと先が思いやられますね・・・。昨日サッカースタジアムを散歩していたところ、なんとクワガタを発見しました。クワガタ君いくらなんでも早過ぎるだろ(笑)


さて、「やっと屋根工事が始まりました」という事ですが、我が家の屋根が3月11日の地震で、「ぐし」と呼ばれる屋根の頂点を押さえている瓦が全て落ちてしまいました。そのぐしだけを治す事も考えましたが、瓦屋さんが大忙しでいつ工事してくれるか分かりません。おまけにブルーシートにて壊れた部分を養生しているのですが、大雨が降ったりすると雨漏れがして2Fの天井はシミだらけ・・・。なので思い切って屋根をすべてやり替えることになりました。

新しい屋根はガルバニウム鋼板という種類の屋根で、重さは瓦の1/8、値段もお手頃、塗装も長持ちで塗り替えも20年くらいは必要なし。更に決め手となったのは、再び地震が来た際に、重量が軽い為に家自体の揺れが少なくなり耐久度が増すという事です。多少出費は痛いですが、諸々の理由で屋根総変えの決断をしました。


そしてやっとその工事が始まったのです。

うちは店をやっているので、屋根がブルーシートを被っていてはイメージダウンもいいとこです。

震災にてもっとひどい被害を受けている方々もいる中で、いくら以上の理由があろうともこんなに早く工事して頂いていいのかちょっと心苦しい感じもしますが、工事の方に聞いたところ、材料もだいぶ市場に出回っているとの事なので少し安心しているところです。


当薬局にお越しになられる方、7月初旬までは工事が続きますので、店内が何かと騒がしい状態となります。
駐車場にも業者の車などがあり、工事期間中は何かとご迷惑をお掛けする事をお詫び申しあげたいと思います。


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こんにちは^^朝から真夏のような暑さとなっているここ鹿嶋地方です。湿度がとても高いので、不快指数は真夏より高いかもしれません。暑さに慣れるまでもう少しこの不快な状態は続きそうですね・・


さて、腎機能低下の原因で多いものという事ですが、体内において腎臓という臓器はとても重要なポジションを占めています。

その重要な役割として一番に挙げられるのが、血液の濾過機能です。血液中の老廃物をろ過し尿として排泄するという機能があります。腎臓の機能が低下しろ過能力や必要な物質の再吸収能力に障害が起こると、血液中に老廃物が増えると共に、必要な栄養が尿として排出されてしまうという現象が起きてしまいます。

当然老廃物が増えるという事は体が疲れやすくなったり、臓器や体全体の細胞の機能が低下します。更にたんぱく質が漏出してしまったり、貧血、ビタミン不足等が引き起こされる事から、体を動かす栄養が不足するので、輪をかけて体全体の活性が低下します。



その腎機能低下の原因として最も多いとされているのが、「糖尿病」によるものです。
糖尿病とは文字通り尿に糖が混ざる割合が高くなる病気ですが、尿に糖が多く混ざるという事は、血中にそれ以上の糖が増えてしまっている状態といえます。当然血液をろ過する臓器である腎臓も高血糖状態にさらされ、その高血糖により腎臓の細胞が炎症を引き起こし、それが慢性となると線維化を起こし、やがてその機能が損なわれ腎症へと発展します。

糖尿病の原因として考えられるのが
☆甘い物の摂りすぎ
☆味の濃いもの、刺激の強いもの(アルコール含む)の摂りすぎ
☆ストレス、精神疾患
☆運動不足
が考えられます。
もちろん先天的体質による糖尿病も考えられますが、多くは生活習慣によるものです。

上に挙げた原因ですが、どれも自分で解決出来そうな気がしませんか!?

甘い物の摂りすぎ、味の濃いものの摂りすぎ、運動不足は摂取した糖分を自分で消費出来ない為、血糖値が上昇しますので、節制したり運動によって消費する事により改善出来ます。

ストレスによる場合はなかなか自分では改善可能ではない場合が多そうです。ストレスを感じると毛細血管が収縮します。糖は毛細血管より吸収されるので、毛細血管がストレスにより収縮していると糖が吸収されにくくなります。それ故血糖値が上昇して糖尿病へと発展してしまうのですが、改善にはストレスを緩和させ毛細血管の隅々まで血流を行き届かせる事が重要です。生活にメリハリをつけ、リラックスする時間を作り運動する時間を設けると効果的です。更に各種漢方薬も効果的です。



腎臓は一度壊れると再生しない臓器といわれています。

糖尿病は徐々に進行する為、まさか腎臓に影響が及んでいるなんて考えない人が普通です。しかし糖尿病は確実に腎臓の機能を損ないます。糖尿をお持ちの方はしっかり考え、各臓器への影響を深刻に受け止めた上で、今後の治療計画を進めていくべきだと思います。



こんにちは^^午前中は晴れていたのですが、午後から雲が多くなり雨が降るような予報が出ています。湿度が高くじっとりしていますので、食べ物の腐りや熱中症などに注意して下さいね。


さて、「寝汗について」という事ですが、当店の漢方相談にて「寝汗がひどい件」についてご相談をお受けする事があります。その寝汗について書いていきたいと思います。

まず全く気にしないでいいのが軽い寝汗で、健康な方でもコップ一杯程度の寝汗をかきます。
又子供さんは、寝てすぐに大汗をかく場合があります。新陳代謝がとても良い子供は布団に入ると急に体温が上がるので、それを下げようと発汗します。特に発熱などが無く普段元気な場合は気にしないでいいと思います。

次に漢方適応外の場合です。
寝汗がひどい場合は「甲状腺」の病気が疑われるケースがあります。特に甲状腺機能が亢進すると体に熱がこもりやすくなる為寝汗がひどくなります。又甲状腺以外にも、肺に炎症が起こっている場合にも寝汗がひどくなる傾向があります。風邪や感染症、結核などが原因になり寝汗がひどくなっている事もありますので、これらの原因が考えられる場合には速やかに医療機関にての治療が必要です。



次に漢方薬が適応になる寝汗です。

①虚弱者の寝汗
汗は皮膚から出ます。この皮膚の収縮力が弱い方は、汗が大量に漏れ出してしまいます。原因は体力の低下により毛穴の開け閉め能力が低下しているのです。毛穴の開け閉め能力が低下している為、必要以上の発汗が引き起こされ寝汗が大量になってしまうのです。

その他症状として、動悸息切れがひどい・疲れやすい・食欲不振・汗が止まりずらい・体が冷えやすい・夏や冬が嫌い・めまいなどの症状が付随する傾向にあります。

改善としては
☆補中益気湯 ☆衛益顆粒 ☆人参養栄湯 ☆帰脾湯 ☆オウギ建中湯 ☆桂枝竜骨ボレイ湯 ☆麦味参顆粒などをお勧めすします。


②老人、働きすぎの方の寝汗
人間は年を取ると体内水分量が減少します。人間の体内水分は冷却水の役割をしますので、冷却水が減少すると内熱を冷ます事が出来にくくなります。そうなると体内に熱が過剰になりますので、その熱を冷まそうと発汗が起こりますので、当然寝汗も多くなるのです。

その他症状として、ほてりやすい・のぼせ易い・体が熱っぽい・目が乾きやすい・腰痛・関節痛・尿が出にくい又はひん尿・空咳が出やすいなどの症状が付随しやすい傾向にあります。

改善として
☆麦味地黄丸 ☆杞菊地黄丸 ☆知バク地黄丸 ☆ケイギョク膏 ☆麦味参顆粒などをお勧めします。


③食べすぎ、飲みすぎの方の寝汗
食べすぎ、飲みすぎにより体に余分なものが増えると、当然体のあちこちに水分や飲食物の停滞が引き起こされ、それが長期に渡ると、その部分に熱が発生するようになります。その熱を発散させようと汗が普段より出ますので寝汗が多くなるのです。

その他症状として、湿疹が出る・口内炎・口が粘る・下痢便秘・口臭・ガスが臭い・脂汗や顔があぶらぎる・むくみなどの症状が付随しやすい傾向にあります。

改善として
☆因陳高湯 ☆五苓散 ☆黄連解毒湯 ☆竜タン寫肝湯などをお勧めします。


④自律神経の失調による寝汗
過度のストレス、働きすぎ、生活習慣の乱れなどにより自律神経の働きに障害が起きると、神経の緊張により血流が悪化します。血流がスムーズだと体の深部にある熱を体表部に運び清熱出来るのですが、自律神経の緊張によって血流が悪化すると体内の熱の発散がうまくいかなくなるので、その熱を冷まそうと発汗が多くなります。

その他症状として、イライラや不安感が強い・冷えやのぼせが強い・緊張しやすい・不眠・月経不順・月経前に寝汗がひどくなる・食欲にムラガあるなどの症状が付随しやすい傾向にあります。

改善として
☆逍遥散 ☆加味逍遥散 ☆抑肝散加陳ピ半夏 ☆釣藤散 ☆柴胡桂枝乾姜湯 ☆プラセンタ製剤などをお勧めします。




寝汗にも健康に問題ないケースから、深刻な問題が考えられるケースまで様々あります。
特に大量の寝汗に加え、辛い身体症状が付随する場合には速やかに医療機関を受診したほうがいいでしょう。医療機関にて問題ないとされた場合や、症状が比較的軽いケースは漢方にて体のバランスを整えるという方法があります。是非ご利用下さいませ。

こんにちは^^朝から「梅雨!」といったジメジメとした一日となっているここ鹿嶋地方です。先ほど駐車場に行ったのですが、アジサイの花が綺麗に咲いていました。梅雨の時期にも、探せば良い事があるものですね。


さて、「女性の冷え症に」という事ですが、この冷え症でお悩んでいる女性の方かなり多いのではと思います。
当店の漢方相談でもかなりのウエイトを占める相談内容で、どちらかというと若い女性の方が多いですが、老若男女満遍なく相談を受ける内容となっています。


季節的にはやはり冬が多いのですが、季節を問わず夏でもご相談を受けています。

この冷えの原因ですが、多くは循環血液量の不足、自律神経の失調によってもたらされている事が多いようです。
中には内臓疾患や各種急性感染症による場合もありますので、強い冷えの他に不快症状を伴うような場合には病院などで検査を受ける事をお勧めします。


循環血液量の不足、自律神経の失調によって冷えを自覚する原因としては、冷えを感知する神経が体表部にある為、循環血液量の不足や自律神経の緊張がある場合、体表部の血流が悪化するので体表部が冷えることにより「冷え」を自覚するのです。

体温を感じ取る体表部が血流不足によって冷えてしまっているが為に「冷え」を自覚してしまうのです。


改善法としては、体液を増やしたり自律神経のバランスを整えるといった事を行います。
●胃腸が弱く栄養の吸収力が悪い場合には胃腸機能の改善を
●月経過多やホルモン不足、出産などで体液不足が考えられる場合には、足らないものを増すものを
●ストレスなどによって神経の興奮が見られる場合にはそれらを緩和させる作用のあるものを
●先天的に内臓の機能が低下気味の方には、その機能を補うものを
などを行うことによって体のバランスを整え冷えを改善する漢方療法を当店ではお勧めしています。



一言で「冷え」といっても、その原因は多岐に渡ります。健康に関して何ら関係ない場合もあれば、速やかに治療しないといけない場合もあります。ひどい場合は速やかに専門家に相談する事をお勧めします。


漢方では原因を改善して冷えを少しずつ治していくという事を行います。
是非ご相談下さいませ。
こんにちは^^朝から雲が厚く、梅雨に逆戻りしたような天候となっているここ鹿嶋地方です。ジメジメした梅雨の気候が続きますので、飲食物がとても痛みやすくなっています。古い飲食物にはくれぐれも注意して下さいね。


さて、「汚れた腸が病気を作る」という事ですが、腸内環境の健康に対する影響について書いていきたいと思います。

腸内というのは口から入ってきた栄養を消化吸収する場所です。その他ビタミンの合成等も司っており体に必要な栄養、必須ミネラル、ビタミンなどの合成吸収をすると共に、悪玉菌も共存する事から、体に良くないとされるアンモニア等の毒性物質の生成場所でもあります。

よって腸内環境が良ければ各種栄養物質の吸収がよくなると共に、毒性物質の生成を抑える事が出来、体によとっては非常にいい状態となりますが、逆に腸内環境が悪化すると、各種栄養物質の消化吸収が悪化し、更に毒性物質の生成が高まりますので体にとっては非常に健康に悪い状態となるのです。


成人病の多くは、この腸内環境によって左右されるといっても過言ではありません。

腸内環境悪化の原因として
●便秘
●下痢
●過食
●加工食品の過食
●マーガリンなどトランス脂肪酸を含むものの摂取
●ストレス
●寝る前の飲食
●食物繊維の不足
●冷たいものの過剰摂取
●咀嚼不足
●深酒、たばこ、コーヒーの飲みすぎ
●味の濃いもの、脂っこいものの過食
●運動不足
●胃腸機能の低下
●肝、腎機能の低下
●各種慢性病
などが考えられます。



積極的に腸内環境を悪化させる生活習慣を排除し、理想的な腸内環境を作る事によって、いつまでも病気とは無縁の体であり続けたいですね!



こんにちは^^朝からさわやかな天気となっているここ鹿嶋地方です。梅雨の中休みでしょうか、とても気持ちのいい天気が続いています。


さて、「風邪を引いている時は脱水に注意!」という事ですが、私事で申し訳ないのですが、つい先日我が子が高熱を出して倒れました。約1週間で熱も収まり保育園に行けるまでに回復したのですが、入れ替わりで今度は自分が風邪を・・・

普段より風邪に対しては注意していたはずなのですが、娘の看病に付き添っていたせいか、気がついた時には39℃近い発熱。その後すぐに下がるだろうと軽く考えていたのですが、3日経っても全く下がらず・・・寒気がしたので布団で大汗をかいてすぐに治るだろうと水分摂取を怠っていたらそのまま脱水となり病院のお世話となるはめになってしまいました。

点滴だけで帰るつもりが、脈も乱れていた為結局少し様子見の入院となりました。

すぐに無事退院したのですが、いや~ひどい目にあいました。


ほんと風邪を甘くみてはいけませんね。
いつもならすぐに適切な漢方薬にて発熱の前に風邪を退治してしまうのですが、今回は法事があったり色々と忙しく薬の服用を怠ってしまったのが敗因です。結局病院での熱の原因は肺炎球菌との事ですが、肺炎球菌は常在菌で体が弱ると暴れ出す細菌の一種です。最初から娘が肺炎球菌にて発熱し、その菌がうつって発熱したのか、最初はインフルエンザで発熱し、体力が弱ったところへ肺炎球菌が追い打ちをかけたのかは分かりませんが、10年ぶりに38度以上で3日以上の発熱を経験してしまいました。

健康のありがたみをつくづくと感じた今回の出来事でした。



風邪のひき始めや熱が下がってからの風邪には漢方薬は非常に有効ですが、高熱が続く風邪を引いてしまった時は速やかに医療機関への受診をお勧めします。特に体力の弱い方はウイルスの繁殖に加えて、細菌の増殖による不快症状が強く出ます。こうなると症状はますます激しくなり適切な薬剤を服用しないと治る事が難しくなります。



貴重な経験を今後に生かして健康維持に役立てていきたいと思います。



こんにちは^^午後になってさわやかな青空が広がっているここ鹿嶋地方です。やはり晴れというのは元気が出ますね。太陽から元気をもらい頑張っていきましょう!


さて、「月経前症候群に最高の切れ味!」という事ですが、まず月経前症候群はご存知ですか!?
月経前症候群とは、PMSと呼ばれ、月経前約10日位から引き起こされる様々な不快症状の事を総称していいます。よくある症状として倦怠感、頭痛、むくみ、下痢便秘、乳房痛、不眠、情緒不安定、不安イライラ、集中力低下など多彩な不快症状が挙げられています。

これら不快症状が引き起こされる原因として、ホルモン分泌がうまくいっていない事による脳の過興奮が考えられます。月経がある女性の体というのは、常に妊娠をするための準備をしています。月に一度の排卵、受精卵のベット作りに備えて常にその都度ホルモンを分泌し準備をしているのですが、その準備に滞りが引き起こされている時に月経前に不快症状が起こるのです。


改善法としては、タイトルにある切れ味最高の漢方薬として「脳の興奮を抑えるもの」を症状緩和として用いるようにします。当店でお勧めする機会が多いのが「加味逍遥散」や「逍遥散」ですが、その他にもその方に合ったものをお勧めして喜ばれています。更に慢性的に悩まされている方には、体の根本からPMSの原因を改善するといった方法をお勧めしています。胃腸が弱い方は胃腸薬を、血や水分などホルモンや子宮内膜、卵巣の栄養が足らない場合にはその改善をといったように、PMSが引き起こされる根本原因も同時に改善していくようにします。



月経前症候群という不快症状は、誰にでも引き起こされると考えられていますが、体のバランスが正常であればまず考えれられない症状です。なので月経前症候群があれば、体内バランスが崩れている可能性がありますので、何らかのアクションが必要なのかもしれません。40歳以降でホルモンの機能が弱っている事が考えられる場合はさほど心配はいりませんが、妊娠前に若い方で不快症状の強い場合は、本来崩れるべきでない体内バランスの崩れがPMSを引き起こしている可能性がありますので、生活習慣を正し漢方などで体質改善したほうがいいかもしれません。


上手に体内バランスを調整し、不快な症状とさよならしたいですね!


こんにちは^^朝からどんよりとした天気となっているここ鹿嶋地方です。梅雨という事で鬱陶しい天候が続きますが、元気を出して頑張っていきましょう!


さて、「若さの秘訣はミトコンドリアの活性」という事ですが、随分前の事になりますが同じ内容のブログを書いた覚えがありますが、昨日何気なくNHKを見ていた時にミトコンドリアの活性が寿命を延ばす秘訣との特集を放送していました。

その内容は自分が以前書いた内容ととほぼ同じで、カロリー制限をする事によってミトコンドリアが活性し、ミトコンドリアが活性すると各細胞が活性し細胞の老化を抑制してくれるのです。細胞の老化が進むと、「見た目」で老けて見えるのはもちろん、高血圧や血管の病気など老化による病気などにもかかりやすくなります。ミトコンドリアの活性は、見た目はもちろん、各種成人病の予防にもつながるのです。


しかし誰でもカロリー制限すれば健康になれるという訳ではなく、もともと食欲が無い方や、食が細い方、各種慢性病によって十分に食べられていない方、偏食がある方などはこの限りではなく、逆に栄養が足りいない事が原因となり体のバランスを崩している可能性がある為注意が必要です。

カロリー制限が必要なのは、普段より過食気味で、健康に問題が無い方に限りという事を付けくわえさせて頂きます。



現在は服薬や健康食品などによって健康を維持するのが主流となっていますが、未来の健康維持法はカロリー制限が主流となっているかも知れませんね。

しかし人間の欲を抑えるのはそう簡単にはいかないような気がしますね~(笑)


お久しぶりの更新です。

随分更新してなかった為、ご心配された方もいた事と思いますが、本日小旅行!?から帰って参りました。


また当ブログ日々更新して参りますので、これからもよろしくお願い致します。

ご迷惑をおかけいたしました。
こんにちは^^梅雨の中休みでしょうか、朝から穏やかに晴れているここ鹿嶋地方です。やはり晴れていると気持ちいいですね!


さて、アロマの香りで認知症予防!という事ですが、先日書いた浦上先生の「認知症は怖くない」の続報です。

記事によると、物忘れがひどくなる前兆として「匂いが分からなくなる」という症状が出るとのこと。これは匂いの分析を司る脳神経に障害が及んでいる証拠なので、脳全体の機能低下を図る一つの指標となるのです。

そこでアロマオイルなどで嗅神経を刺激してあげると、嗅神経を通じて記憶を司る海馬へも刺激が届き、海馬の機能が回復して認知症を予防・改善出来る可能性があるとのことです。

昼用はローズマリーとレモン、夜用は真正ラベンダーとスイートオレンジのオイルをブレンドしたものを芳香器などにたらして芳香浴をします。

実際に認知症の患者さんに用いたところ、特にアルツハイマー型の患者さんに症状の改善がみられたとの事です。


やはり五感からの刺激って大事なんですね!年を重ねていき徐々に体に自由を奪われると、つい家の中に閉じこもりがちになります。そうなると必然的に五感からの刺激は減少し、脳への刺激も減っていってしまいます。

アロマオイルなどで積極的に脳へ良い刺激を送ると共に、その他会話や美味しいもの、日光浴、旅行などで五感より刺激を受け取り、いつまでも元気で生活していけたらいいですよね。


こんにちは^^朝からシトシトと梅雨の雨が降り続いているここ鹿嶋地方です。梅雨と分かってはいてもやはり雨は鬱陶しく感じてしまいますね。


さて、不妊症第4弾は「子宮内膜症」についてです。できればこの疾患については書くのは辞めようと思っていたのですが・・・(難しいので)、勇気を持って(笑)書いていきたいと思います。


1、子宮内膜症とは
子宮内膜症とは、受精卵のベットとなる子宮内膜が、子宮の内側の壁以外の場所にある状態を指します。なぜ子宮以外の場所に内膜が増殖してしまうのかといいますと、原因はハッキリ分かっていませんが、月経の際に経血が卵管から腹腔へ逆流するというのが有力だと考えられています。


2、子宮内膜症の発生概念
女性の9割以上が子宮内膜症の予備軍だといわれています。しかし免疫系、内分泌系、脳神経系のネットワークシステムによって、子宮以外の内膜の増殖は抑えられています。しかしそのシステムに破たんが生じてしまう事により子宮内膜症が引き起こされてしまうのです。

そのシステムの破たんとは
①化学物質の内分泌かく乱作用(環境ホルモン)
除草剤、殺虫剤、合成樹脂関連物質、家畜に与えるホルモン剤、ダイオキシンなど

②ストレスによる生体調整システムのかく乱
免疫系、内分泌系、脳神経系のネットワークはストレスによって簡単にバランスを崩します。

③ライフスタイルの変化
睡眠時間や仕事、食生活の急激な変化は体にストレスをもたらします。

④月経経験回数の増加(逆流月経機会の増加)
月経回数が増せば、当然経血が逆流するリスクが増えます。

その他原因不明もありますが、これらが原因となりシステム破たんが引き起こされる事により子宮内膜症が引き起こされる原因になると考えられます。
子宮内膜症は女性の約10%に発生するといわれています。


3、子宮内膜症の発生部位
●小腸 ●卵管 ●腹膜 ●卵巣 ●盲腸 ●虫垂 ●子宮円素 
●膀胱 ●子宮体部 ●s字結腸 ●子宮漿膜 ●仙骨 ●ダグラス窩
等に発生します。


4、子宮内膜症の症状
●月経痛・・・・・・70、5%
●月経過多・・・・・13、0%
●下腹部痛、腰痛・・32、2%
●性交痛・・・・・・22、4%
●排便痛・・・・・・11、9%
●不妊・・・・・・・42、9%


5、子宮内膜症の不妊メカニズム
まず全ての子宮内膜症の方に言える事ですが、内膜症とは体にとっては炎症とみなされます。通常子宮内だけで内膜の増殖、月経が引き起こされている場合は炎症とは認識されませんが、それ以外の場所で増殖⇔縮小が引き起こされている状況は体にとっては炎症です。当然炎症があれば体全体の免疫反応が高まりますので、精子や受精卵に対しても攻撃性が高まります。よって妊娠が成立しにくくなります。

更に内膜症の発生部位が卵管や卵巣周辺の場合は、排卵障害、精子の通過障害などが引き起こされるので物理的に妊娠しにくいといった状態となります。又排卵に障害が及べば、卵胞から分泌される妊娠に必要なホルモンであるエストロゲンや黄体ホルモンに障害が及ぶ為やはり妊娠には不利となります。


6、子宮内膜症の治療(西洋医学)
1、待機療法
ステージⅠ、Ⅱで症状があまりない方に用いる方法です。

2、薬物療法
A)鎮痛剤
B)ホルモン療法

3、外科的療法
A)保存療法
癒着のはくり、電気焼却、レーザー、吸引、アルコール固定など

B)根治手術
卵巣の摘除

C)薬物、外科併用療法


7、漢方療法
子宮内膜症の漢方治療は先ほど書いた、免疫、内分泌、脳神経のバランスを整える事を主に行い、内膜症は炎症と捉え炎症を抑える作用のある漢方薬を副として用いるようにします。

免疫、内分泌、脳神経のバランスを整える方法とは、その方の体質を見抜きバランスを整えるという事を行います。五臓六腑の働き、冷えや熱、血流、ストレスなどの状態を問診や望断などによって見抜き改善していきます。

更に子宮内膜の逆流が原因との見方がある為、体の緊張を取り、血流を促進させる効果のある漢方薬を用います。子宮頸部の緊張が内膜の逆流を招く恐れがあるので、なるべく体の緊張を取ることによって逆流のリスクを軽減させます。更に血流改善効果のある漢方薬は、子宮以外にある内膜に対して免疫機能を働かせ排除するような反応を高めてくれますので、色々な意味で緊張を緩和させ血流を促進されるといった改善法は有効なのです。

まとめますと、体のバランスを整え、炎症や痛みが激しければ止血作用のあるものを用い、体の緊張を取り血流を良くするものを用いるようにします。















こんにちは^^朝から季節外れの寒さとなっているここ鹿嶋地方です。今日から衣替えですが、この寒さでは衣替えって気分じゃないですよね・・・。冷やさないように気をつけて下さいね。


さて、不妊症シリーズ第3段は高プロラクチンです。このプロラクチンが原因となる不妊の場合は、ハッキリと数値にて分かる場合とストレスなどに左右される潜在性とがあります。その高プロラクチンについてざっと説明していきたいと思います。


1、高プロラクチン血症とは
プロラクチンというのは脳下垂体から放出される刺激ホルモンで、乳腺を刺激して乳汁を分泌させるように働きますが、妊娠出産していないにも関わらず、プロラクチンの分泌が異常に亢進してしまい、乳汁分泌、無排卵月経などを起こしてしまうようになったものを高プロラクチン血症といいます。

妊娠出産時以外のプロラクチン血中濃度の正常値はおよそ15nm/ml以下ですが、高プロラクチン血症では、これが異常高値を示すようになります。

※目安として
 正常範囲 15ng/ml
 排卵障害 30ng/ml
 下垂体腫瘍 80ng/ml

更に、日中測定したプロラクチンレベルが正常でもあっても、夜間に上昇して排卵障害や黄体機能不全を引き起こす原因になる事があります。


2、症状
①月経不順(希発月経、無月経、無排卵周期症)
②不妊、不育
③乳汁漏出、月経前に乳房が張って痛む
④基礎体温がギザギザで不安定。低体温の期間が長い。排卵時の体温上昇がスムーズでない。無排卵で一層性の場合もある。などの傾向があります。


3、プロラクチンに影響する素因
①生理的な要因
睡眠、哺乳、乳頭刺激、妊娠、性交、ストレス、運動

②病気
内分泌疾患(原発性甲状腺機能低下症)
下垂体腫瘍
慢性腎炎

③薬剤性
中枢性神経系薬剤
胃腸薬
降圧剤など

④その他原因不明



4、高プロラクチンの治療(西洋医学)
①原因治療
・薬剤性・・・服用中止
・下垂体プロラクチノーマ・・・手術
・甲状腺機能低下症・・・甲状腺ホルモン投与

②プロラクチン抑制剤
・下垂体に直接作用しプロラクチンの分泌を抑制する
・FSH、LH分泌を正常にし、卵巣機能を正常化する。(クロミフェン、hMGなど)


5、漢方治療
始めに、脳下垂体腫瘍やプロラクチノーマなどの場合は、病院での治療となり漢方療法は対象外となります。
漢方療法では、主にストレスなどの生理的要因による高プロラクチンに対して用いるようにします。

潜在性も含め、プロラクチンが高値を示す原因として多いのが、内外による「刺激」によるものです。内臓の不具合といった体の中からの刺激が原因となっていたり、人間関係のストレスや季節の変わり目といった外からの刺激が原因となり脳下垂体が刺激されることにより、プロラクチンが高値を示します。

これに対し漢方薬にて全身の血流を良くしたり、脳の興奮性を抑えたりすることによりプロラクチンの亢進を抑えます。よく用いるのが炒り麦芽で、この生薬によって全身の緊張を緩和させプロラクチンを安定させます。更に卵巣の機能低下によりプロラクチンが亢進している可能性が考えられる場合は、婦宝当帰膠や各種補腎薬などで卵巣機能の改善を行うといった方法を主に用います。



現代はストレス社会といっても過言ではありません。
腫瘍や甲状腺が原因で無い高プロラクチンによる不妊は、ストレスによるものが大半を占めるような気がします。体質改善には、上手に内外によるストレスを緩和させる生活を心がけると共に、場合によって薬に頼るようにして体質改善していく必要があります。

プロフィール

漢方で悠々生活

Author:漢方で悠々生活
茨城県鹿嶋市
「みやわき健康薬局」
宮脇崇です。
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〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2048-20
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