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こんにちは^^朝から季節外れの寒さとなっているここ鹿嶋地方です。今日から衣替えですが、この寒さでは衣替えって気分じゃないですよね・・・。冷やさないように気をつけて下さいね。


さて、不妊症シリーズ第3段は高プロラクチンです。このプロラクチンが原因となる不妊の場合は、ハッキリと数値にて分かる場合とストレスなどに左右される潜在性とがあります。その高プロラクチンについてざっと説明していきたいと思います。


1、高プロラクチン血症とは
プロラクチンというのは脳下垂体から放出される刺激ホルモンで、乳腺を刺激して乳汁を分泌させるように働きますが、妊娠出産していないにも関わらず、プロラクチンの分泌が異常に亢進してしまい、乳汁分泌、無排卵月経などを起こしてしまうようになったものを高プロラクチン血症といいます。

妊娠出産時以外のプロラクチン血中濃度の正常値はおよそ15nm/ml以下ですが、高プロラクチン血症では、これが異常高値を示すようになります。

※目安として
 正常範囲 15ng/ml
 排卵障害 30ng/ml
 下垂体腫瘍 80ng/ml

更に、日中測定したプロラクチンレベルが正常でもあっても、夜間に上昇して排卵障害や黄体機能不全を引き起こす原因になる事があります。


2、症状
①月経不順(希発月経、無月経、無排卵周期症)
②不妊、不育
③乳汁漏出、月経前に乳房が張って痛む
④基礎体温がギザギザで不安定。低体温の期間が長い。排卵時の体温上昇がスムーズでない。無排卵で一層性の場合もある。などの傾向があります。


3、プロラクチンに影響する素因
①生理的な要因
睡眠、哺乳、乳頭刺激、妊娠、性交、ストレス、運動

②病気
内分泌疾患(原発性甲状腺機能低下症)
下垂体腫瘍
慢性腎炎

③薬剤性
中枢性神経系薬剤
胃腸薬
降圧剤など

④その他原因不明



4、高プロラクチンの治療(西洋医学)
①原因治療
・薬剤性・・・服用中止
・下垂体プロラクチノーマ・・・手術
・甲状腺機能低下症・・・甲状腺ホルモン投与

②プロラクチン抑制剤
・下垂体に直接作用しプロラクチンの分泌を抑制する
・FSH、LH分泌を正常にし、卵巣機能を正常化する。(クロミフェン、hMGなど)


5、漢方治療
始めに、脳下垂体腫瘍やプロラクチノーマなどの場合は、病院での治療となり漢方療法は対象外となります。
漢方療法では、主にストレスなどの生理的要因による高プロラクチンに対して用いるようにします。

潜在性も含め、プロラクチンが高値を示す原因として多いのが、内外による「刺激」によるものです。内臓の不具合といった体の中からの刺激が原因となっていたり、人間関係のストレスや季節の変わり目といった外からの刺激が原因となり脳下垂体が刺激されることにより、プロラクチンが高値を示します。

これに対し漢方薬にて全身の血流を良くしたり、脳の興奮性を抑えたりすることによりプロラクチンの亢進を抑えます。よく用いるのが炒り麦芽で、この生薬によって全身の緊張を緩和させプロラクチンを安定させます。更に卵巣の機能低下によりプロラクチンが亢進している可能性が考えられる場合は、婦宝当帰膠や各種補腎薬などで卵巣機能の改善を行うといった方法を主に用います。



現代はストレス社会といっても過言ではありません。
腫瘍や甲状腺が原因で無い高プロラクチンによる不妊は、ストレスによるものが大半を占めるような気がします。体質改善には、上手に内外によるストレスを緩和させる生活を心がけると共に、場合によって薬に頼るようにして体質改善していく必要があります。

プロフィール

漢方で悠々生活

Author:漢方で悠々生活
茨城県鹿嶋市
「みやわき健康薬局」
宮脇崇です。
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