こんにちは^^朝からどんよりとした暑い雲に覆われているここ鹿嶋地方です。これから雨が降るという予報が出ていますので、外出の際は気を付けるようにして下さいませ。


さて、「慢性的な咳と漢方薬」ということですが、つい先ほど1年以上朝起きた時だけ咳が出るというお客様がいらっしゃいました。色々とお話をお聞きして自信ある漢方薬をお出ししたのですが、その後ちょっと気になることがあったので、慢性的な咳について調べてみたので、その結果を記そうと思います。

慢性的な咳の場合、結核や肺がん、肺炎、心臓病などの影響も考えらえるので、一度病院の検査を受けることをおすすめします。本日ご来店になったお客様も、様々な精密検査を行った結果、「原因不明」とされたのちに当店にお越しになりました。

漢方で考える慢性的な咳の原因としては
①痰が原因のもの
②肺の津液不足によるもの
③内臓の機能低下によるもの
④ストレスによるもの
に大別できます。

①の痰が原因のものですが、痰とは風邪を引いた時に出る痰意外に、体にとって余分な水分、粘っこい液体の総称をいいます。この痰は、症状が慢性的な場合、主に水分の摂りすぎ又は不足、胃腸や肺機能の低下、老化などによって生じます。肺や喉の粘膜はほどよく潤っている時が健康な状態ですが、水分過剰になっている時、逆に乾きすぎている時、機能低下している時というのは、痰が多くなったり、逆に濃縮したりして咳の原因になります。

この場合の改善法は
・余分な熱が考えられる場合は清熱を行う
・臓器の機能低下が考えられる場合は臓器の補正を
・水分過剰と考えられる場合は排泄を助けるものを
・老化などによって粘膜の乾きが考えられる場合には粘膜を潤すものを
を行うようにします。


②の熱によるものに関しては、感染症や水分不足、老化、過労などにより肺に熱がこもり、その熱により喉た肺粘膜表面の水分が凝集し、それが痰になり咳を生みます。

改善にはまず清熱を行った後に、原因となっている体質を改善します。


③は胃腸や肺、腎などの「水」に影響を及ぼす臓器の機能低下により、体全体の水分保持力低下又は過剰が引き起こされ咳の原因になります。これら臓器の機能低下があると、体に痰が生成されやすくなることや、水分代謝が滞りがちになることが原因となり慢性的な症状を引き起こします。

改善としては、どの臓器に問題があるのかを見抜き体質改善を行うと共に、肺や気道の粘膜の状態を早期に改善するような方法を併せて行うようにします。


④のストレスは、ストレスがあると筋肉が痙攣しやすくなり、その痙攣により気道が狭くなったり、痰が発生したりして咳が出ます。ストレスは様々な不快症状を体に引き起こしますが、慢性定期な咳もその症状の一つです。

改善法としては原因となっているストレスを軽減させるという方法を用います。更に、痰が多い場合は痰を取るものをプラス、過剰な熱の存在がある場合には清熱作用のあるものをプラス、粘膜の渇きがある場合には潤す作用があるものをプラスするなど、その方の症状に合うものをプラスして用いるようにします。


以上が慢性的な咳に対する漢方の考え方になります。ちなみに、先ほどお越しになられたお客様は(40代男性・体型やせ形)
・神経質な性格であり、毎日仕事に行くのが億劫で仕事がある朝だけ咳が出て、休みの日は出ない
・疲れやすく食欲不振になりやすい。太れない
・痰が絡むが中々出てこない
・喉の渇き、火照りなどは感じない
・疲れやすいが仕事や生活に支障が出るということはない
・眠りは良好
・二便正常
などの症状があり、ストレスと若干の胃腸虚弱により慢性的な咳が生じていると考え、「半夏厚朴湯」をおすすめしました
。次回お越しになる時には「かなり楽になりました」と笑顔でご来店されることを楽しみにしています。


漢方薬は病院などが行っているような検査を指標にするのではなく、体内にてどのような変化が起きているのかを指標にします。なので、医療機関の検査で「異常なし」とされた場合にも、治療をあきらめずに漢方にて体質改善を行うことにより改善されることが多々あります。ぜひ、漢方療法をお試し下さいませ。



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漢方で悠々生活

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