こんにちは^^朝から雲一つない素晴らしい天気となっているここ鹿嶋地方です。ここ関東平野というのは本当に住みやすいところだな~と最近つくづく感じています。


さて、「乾癬の漢方治療」ということですが、当店で行っている乾癬の漢方治療についてご紹介します。

一般的に病院などでは免疫疾患とされており、免疫の亢進又は低下により症状が引き起こされ、その治療法としては免疫抑制や炎症抑制のステロイド剤、紫外線照射など原因ではなく症状を抑制するといった治療法が主となっています。

それに対して漢方治療では、まず病院治療と同じく「炎症を抑制する」という方法を行い、段々とよくなってきたのを確認してから免疫を調整するという本治療法を行います。

炎症を抑制する対症療法としては、血熱といって体全体に熱がこもっていて、それによって血液の流動性が増し代謝異常が引き起こされ皮膚の異常増殖により乾癬が起こっている場合には、血の熱を冷ます清熱剤を用いるようにします。更に、乾癬は皮膚などの代謝が急速に早まっている状態なので、それを抑制すべくカルシウムや利湿作用のある生薬を用いるようにします。

炎症の原因が血熱が生じるのがほとんどになりますが、清熱剤を受け付けないほど体力的に弱っているというケースもあります。そのような場合には、清熱剤を用いられないので、黄耆やブシといった補剤を中心に用いて炎症を抑制するようにします。更に先ほどと同じようにカルシウムと利湿作用のあるものを加えるようにします。

ある程度炎症が治まってきたのならば、今度は免疫が異常となっている原因を改善するようにします。免疫の異常を生じる原因としては
・ストレス
・生活の不摂生(アルコール、たばこ、食べ過ぎ、睡眠不足など)
・体力、免疫の低下
・自律神経失調症
・肥満
・動物性脂質の過剰摂取
・その他、慢性病や先天的な要因
などが考えられます。これら要因を見抜いて治療方針を立てます。軽度のストレスや生活の不摂生であれば、先ほどの炎症を抑制するだけの対症療法にて治るケースが多いですが、自覚のある強いストレスから発症したような場合は、炎症が治まってもきちんと根治療法を行わないと、繰り返し同じ症状が出続けることになります。

特に多いのはストレスによって免疫が亢進している場合と、体力、免疫の低下によって免疫が異常亢進してしまっているというケースです。ストレスによる場合は脳の興奮性を抑制し、神経の高ぶりを抑えるものを主に用います。(黄連阿膠湯、加味逍遥散、因チンコウ湯など)体力、免疫の低下がある場合には体力を増強するものを用いるようにします。(冬虫夏草、田七人参、黄耆建中湯、補中益気湯など)

このような説明をすると、病院では免疫抑制剤を使うのに免疫を増強させる薬を使って大丈夫なの?というご質問が返ってきます。疑問はもちろん分かります。免疫が亢進し、それにより病原菌でもない自分の皮膚や関節に攻撃を仕掛けることにより乾癬が引き起こされている訳ですから、その免疫を抑制するというのが治療というのは頷けます。しかし、増強してしまってはまた元の木阿弥で攻撃が激化していしまうのでは?という疑問が湧き上がります。

この疑問に対しての答えですが。免疫というのは大きく分けて7種類存在するのですが、通常病原菌などの攻撃対象を見つけた時は単体で行動します。まず特攻隊が突撃し、それでダメだったら次が行くといったように、まるで柔道の先鋒、中堅、大将といった感じで立ち向かいます。しかし、免疫が弱体化していたりバランスが悪かったりすると免疫細胞の中の顆粒球だけが頑張ってしまうという状態が引き起こされ、やがて暴走し正常な細胞にまで攻撃を開始します。この暴走により皮膚や関節が傷つけられると乾癬という病が発生します。

以上により、免疫を抑制するのではなく、免疫を向上させつつバランスを保つという治療法を行う必要があるのです。免疫抑制は有効な治療法ですが、いつまでたってもやめることが出来ないということもあるので万全とはいえません。



これら非常に簡単になりますが、乾癬の漢方療法の概要となります。
時間はかかりますがうまくいけば半年程度で快方に向かって行きますので、ぜひ漢方療法を乾癬治療の選択肢としてお考えくださいませ。




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プロフィール

漢方で悠々生活

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