こんばんは^^昨日から非常にあたたかく過ごしやすい気温となっているここ鹿嶋地方です。この暖かさで流行している風邪が落ち着くといいですね。


さて、「妊婦中に葛根湯を飲む時は注意すべき?」ということですが、先日ある記事を読みました。その記事がこちらです。
↓↓
「葛根湯は妊娠中に飲んでも安全」説の問題点

記事を読んだ感想としては、漢方といえど副作用はあるという考え方に関しては納得できます。しかし、筆者に意図はないと思いますが、読み終えると「漢方薬には大きなリスクがあるので妊娠時は服用を控えるべきだ」といっているように感じます。

この文章を妊娠中の方やご家族の方が読んだらどのように感じるでしょうか。恐らく葛根湯を飲むことはないと思います。

実際に葛根湯には麻黄が含まれていますし、麻黄には交感神経を刺激する作用のあるエフェドリンが含まれています。エフェドリンは交感神経を刺激するので動悸や食欲不振などの副作用をもたらすことがあります。しかし、その作用が全ての方にもたらされるかというとそうではありません。もしそうなのであれば、妊娠時はもちろん、心臓病や胃腸病を持っている方に対しての使用が禁忌となるはずです。

禁忌となっていないことや、漢方の2千年もの歴史の中で妊娠時に使用しないこととなっていない訳は、危険性が大きなものであるということではないということを意味しています。

葛根湯には麻黄以外にも、交感神経刺激を抑制するための生薬(甘草、大棗)などが含まれており、攻めの生薬の行き過ぎを防ぐという手だてもしっかりなされています。

以上を踏まえ、漢方の考え方として「弁証論治(ベンショウロンチ)」という薬の選び方があります。症状や体質、その時の状態、季節、寒熱、臓腑の状態などを考慮し、合っていると思われる漢方薬を処方します。よって、この時に葛根湯に含まれている麻黄の副作用が考えられる場合には、桂枝湯にしたり参蘇飲にしたりなどして、刺激性の少ないものに変更するということを行います。

この弁証論治が行われないというのが問題であり、猫にも杓子にも「風邪で寒気がする」という症状に対して葛根湯を用いることが問題なのです。

よって、妊娠時に葛根湯を用いることが問題なのではなく、葛根湯が合っていないケースに用いるのが問題であるというのが正しいと私は思います。


色々と考え方があって何が正論であるといい切るのは難しいと思いますが、「2千年間真剣に積み上げられてきた医学」を信じることが正しい道であると思います。また、そこに現代医学的な「数値」を組み合わせていくことで、更に精度は上がって行くと思っています。




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