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こんにちは^^今日はしっとりと曇り空に包まれているここ鹿嶋地方です。気温も秋らしく落ち着いてきて本当に過ごしやすくなりました。

さて「勘違いしやすい肝鬱の症状」ということですが、今回はちょっと専門家向けではないですが、難しい内容となります。

まず「肝鬱」とは漢方用語になりますが、多くは外的要因といって、ストレスや満たされない欲求、過剰労働、睡眠不足、飲食不摂などによるものや、肝炎や自己免疫系の疾患、慢性病などにより『全身又は部分的な緊張』によってもたらされる、イライラや不安感、血流悪化、頭痛、胃腸障害などの不快症状や病の原因となるもの全般を指します。

この肝鬱ですが、先ほど書いた外的要因+αが主のものではなく、全身が弱っている状態でも同じような症状が出ることがあります。「気陰血」といって体を元気にさせるものが不足している状態になると、全身の筋肉が弛緩傾向になります。弛緩傾向になると血流が緩慢になり栄養の循環が悪化し、より状態が悪化しますので脳がSOSを発し、その時に全身が興奮状態になります。筋肉は弛緩傾向なのですが、体内(特に内臓)は緊張状態になっているのです。

この時に先ほど書いた「肝鬱」と同じ症状が出るのです。しかしこの場合の肝鬱は、根本原因は「気陰血」の不足から引き起こされている症状なので、一般的に肝鬱の治療に用いられる「疏肝」といって全身の血流を良くして発散するといった治療法は主ではなく従となります。主は「気陰血」を十分に増すという治療法になります。これをなくして疏肝ばかり行うと、最初は良いかな?と思っても続けていくうちに全く効果を感じなくなるばかりか、悪化しないとも限りません。

証があっていれば、「気陰血」という全身を元気に保ってくれるものを各種漢方にて補充し、じっくり体質改善を行うと徐々に肝鬱の症状が取れると共に、諸々の不快症状も良くなっていく事をよく拝見します。じっくりと体質改善を行う!ということが大事になります。



なぜ今回このような内容になったのかといいますと、当店のお客様で、実にこのような訴えの方が多いからなのです。当ブログを拝見しているかは分かりませんが、様々な病院や漢方薬局などで漢方治療を行ったにも関わらず芳しくなく、ご自分で漢方を勉強してそれなりの知識をお持ちになっている方の多くが上記のような訴えをなさります。店頭にて説明するのですが、いまいち伝わっていないのか!?感触がいまいちなので、再度ブログにて説明させて頂いた次第です。


「急がば回れ」という言葉がありますが、上辺の症状を見ることも大事ですが、もっと大事なのは根本の原因をじっくりと改善していく事なのです。なかなかそれを見抜くのも難しいですし、治療法もただ補気、補血、補陰すればいいというものではなく、なぜ不足しているのかという原因は千差万別になりますので、やはり治療法も異なるのが現実です。


漢方もですが、人間の体って本当に難しいですね・・・
プロフィール

漢方で悠々生活

Author:漢方で悠々生活
茨城県鹿嶋市
「みやわき健康薬局」
宮脇崇です。
毎日せっせと健康ブログ更新中です。

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〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2048-20
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定休日:日曜・祭日

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