FC2ブログ
こんにちは^^台風一過、大荒れの天候となっているここ鹿嶋地方です。屋根にかぶせてあるブルーシートが飛ばされるか心配でしたが、なんとか耐えたようでホッとしています。


さて、不妊症の原因(黄体機能不全)ということですが、引き起こされるメカニズムと対策について書いていきたいと思います。


まず黄体機能不全とは、黄体からエストロゲンとプロゲステロンの分泌不全により、子宮内膜の分泌性変化が完全に起こらないもの、あるいは子宮内膜がホルモン(FとP)に適切に反応しないものをいいます。
基本的に排卵があるものの、月経不順、着床障害、流産などが生じる場合があります。

簡単にいいますと、子宮内膜がホルモンの不足や血流不足、栄養不足、冷えなどによって増殖に障害が及ぶ事により、受精卵が着床しても成長できないが故に不妊に繋がるというものです。

本病は子宮内膜症、高プロラクチン血症、黄体化未破裂卵胞症候群と併発する場合がよく見られます。

不妊症の約10%に認められます。



次に黄体機能不全の診断基準です。
①基礎体温測定
☆高温期の持続が9日未満
☆高温層と低温層の温度差が0、3℃以下

②子宮内膜組織診
☆卵胞期後期~黄体期初期に子宮内膜の厚さが6mm未満(正常8mm以上)
☆子宮内膜日付診断が2日以上遅延

③血中プロゲステロン測定
☆高温期5~7日目頃の血中プロゲステロン値(P4)が10ng/ml未満

以上の項目の値を下回っている場合、一つの指標として黄体機能不全が疑われます。



続いて原因になります。
①排卵発育不全に続発するもの
②排卵期のLHの分泌(LHサージ)低下
③高プロラクチン血症や子宮内膜症
④子宮内膜のプロゲステロン(黄体ホルモン)に対する感受性の低下
(反復掻爬や炎症で子宮内膜の線維化や癒着、又は原因不明で内膜が厚くならない)
※漢方では以上の原因が引き起こされる原因を考え治療します。



最後に治療です。(西洋医学)
①低下しているプロゲステロン(黄体ホルモン)を補充する。
☆黄体ホルモン補充療法
高温層の3日目より黄体ホルモン剤を7~10日間補充する。
☆hCG黄体刺激法
黄体を刺激してプロゲステロン(黄体ホルモン)分泌を上昇させる。

②排卵障害を改善する
☆クロミフェン療法
クロミフェンの投与により黄体期の血中プロゲステロン値を上昇させる。
☆hMG-hCG療法
hMG投与により卵胞発育の正常を図り黄体機能を訂正する。

漢方療法としては、黄体ホルモンや卵胞の材料となる物質を多く含む漢方薬を主体とし、血流悪化がある場合は血流改善を、胃腸の働きが悪く栄養の吸収が阻害されている場合は胃腸機能の改善をするなど、体全体のバランスを整える事により黄体ホルモンの分泌、感受性を増大させるといった方法を用います。



一口に不妊といってもその原因は千差万別で、原因により治療方法も異なります。これは西洋医学、東洋医学共に言えることです。それ故、当店はしっかり原因を見抜き治療を行っていく事が大切だと考えています。

プロフィール

漢方で悠々生活

Author:漢方で悠々生活
茨城県鹿嶋市
「みやわき健康薬局」
宮脇崇です。
毎日せっせと健康ブログ更新中です。

「みやわき健康薬局」
〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2048-20
TEL 0299-82-6897
FAX 0299-82-6928
営業時間AM9:00~PM8:00
定休日:日曜・祭日

★みやわき健康薬局の「HP」もご覧くださいませ。薬局情報など様々な情報が記載されています。


漢方ブログランキング↓ 漢方に関するブログ盛り沢山!
にほんブログ村 健康ブログ 漢方へ

人気ブログランキングへ











FC2ブログランキング
ブログ内検索
月別アーカイブ