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こんにちは^^いや~急に寒くなりましたね。台風が通過した時の風より、通過した後の風の方が強い気がします。屋根のブルーシートが心配ですが、怖くて登れません><


さて、不妊症の原因(多嚢胞性卵巣症候群)ということですが、最近不妊に対する記事が多くなっています。当ブログは気まぐれで思いつきによる内容となっています。最近子宝相談でお越しになるお客様が増えている為、不妊に関する記事が増えています。どうかお付き合い下さいませ。

不妊症の原因の一つとして多胞胞性卵巣症候群があります。その病態と対策について書いていきたいと思います。


1、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは
両側卵巣に未熟な卵胞(5~10mm)が沢山出来てしまい、ネックレス状につながった卵胞状腫大を特徴とする症候群です。女性の7~10%にみられ、排卵障害の20~40%を占めます。

正常な場合は、全部で20個くらいの卵胞が生成され、段々と成長するうちに一番育ちのいい卵胞を残し、残りは消滅してしまいます。だいたい20mm位に成長した卵胞は脳へとホルモンを送り、それを受け取った脳が排卵を引き起こすホルモンを分泌し、排卵が起こります。

多嚢胞性卵巣症候群では、卵胞の成長過程で障害が発生し、成長が止まるが故に癒着を引き起こしてしまうというものです。


2、病態生理
卵胞はFSH(卵胞刺激ホルモン)によって発育するが、この病気ではLH(黄体化ホルモン)がFSHと比較して高い為に、卵胞が途中までしか発育せず、途中まで育った卵胞が排卵できないまま卵巣の表面下に5~10mm程度の嚢胞が沢山たまってしまうのです。(一番育ちのいい卵胞が成長していかない)

また、この疾患では男性ホルモンが正常の女性より高い値を示す事があり、そのために卵巣表面の膜が厚くなり排卵に至りません。


3、多嚢胞性卵巣症候群の診断基準
①月経異常(無月経、希発月経、無排卵周期症)
②多嚢胞性卵巣(経膣超音波断層法検査)
③血中男性ホルモンの値又はLH基礎値高値かつFSH基礎値正常


4、症状
①月経異常(無月経、希発月経、無排卵周期症)
②不妊
③肥満
④男性化(多毛、ニキビ、低音症など)
(③、④は日本人女性には比較的少ない)
⑤基礎体温表では、一層性で高温期がない事が多い


5、西洋医学の治療
①クロミフェン療法
排卵を促します

②ゴナドトロピン療法
卵胞を刺激して排卵を促します。

③外科的治療
腹腔鏡下手術により排卵しやすくします。


6、漢方薬での体質改善
この病態では、脳からの刺激は卵胞に伝わっているものの、卵胞を成長させる材料が無いが為に引き起こされると考えます。よって体全体の栄養循環の改善を主に行います。主に婦宝当帰膠や各種補腎薬と呼ばれる栄養を潤沢に増やしてくれるもの主とし、男性ホルモンや黄体ホルモンの過分泌を抑制する為に、脳の興奮性を正常にするものや血流促進作用のあるものを必要に応じて用いるようにします。又卵胞期というのは低温期というのもあり、水分保持力を増す傾向にあるものを重点的に用いると効果的と考えています。



以上が多嚢胞性卵巣症候群についてになります。
医療機関にて多嚢胞性卵巣と診断されると、漢方療法による体質改善も的を絞ってすることが出来ます。
よって、第一子不妊の場合はいきなり漢方薬で改善するのではなく、医療機関にて各種諸検査を受ける事をお勧めしています。その上で漢方による体質改善をピンポイントで行うと効果的だからです。







プロフィール

漢方で悠々生活

Author:漢方で悠々生活
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「みやわき健康薬局」
宮脇崇です。
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