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こんにちは^^お盆休み最終日皆さん何をして過ごされていますか? 自分は家に一人だけなので、犬達とのんびり高校野球を見たり、掃除をしたり、読書をしたりとしています。読書も少し飽きたので、休みの日は基本的にブログは書かないのですが、暇なので書いてみようかと思います。


さて、「皮膚炎時、体の中では何が起こっているのか」という事ですが、皮膚炎時に体内で起こっている反応というのは、漢方にて治療する上でも非常に重要で絶対に覚えておかなくてはならない必須項目といえます。その重要事項の原因の一つを分かりやすく説明していきたいと思います。(アレルギーは除く)

まず皮膚に起こっている炎症ですが、その原因となっているものの一つに人間の免疫細胞があります。マクロファージやリンパ球などがそれに属しますが、それらが細菌やウイルス、不要な細胞などを攻撃、貪食することによって炎症が引き起こされます。それら炎症は自分の体を守る為の反応で健康を保つ上で不可欠な事ですが、明らかな異物が無いにも関わらず攻撃を激化させてしまうケースがあります。その症状の一つとして皮膚炎があります。

体を守るべき免疫細胞が自己の細胞を攻撃してしまう原因の一つとして、酸化LDLがあります。
LDLとは良く知られている「悪玉コレステロール」の事で、肝臓から末端の細胞へ輸送されるコレステロールの事をいいます。このLDLが正常の数では何も問題ないのですが、多くなりすぎると血管周囲や細胞にて「酸化LDL」へと変わってしまいます。酸化されたLDLにはマクロファージが反応し貪食を始めます。貪食をする際に血管を出たり入ったりするので、その際に炎症反応が引き起こされ、又過剰な水分の停滞が起こります。

この反応は一般的に誰にでも起こる事であり皮膚炎とはなりませんが、酸化LDLが増えすぎたり新生血管が増えすぎたりして、細胞の損傷が進むと、各種免疫細胞が自己の損傷、変性した細胞や日光の刺激、皮膚の常在菌、汗やほこり・動物の毛などを異物と認識し攻撃してしまい皮膚炎となるのです。



ここでなぜ炎症の原因となるLDLの数が増えるのか書いていきます。
LDLが増えすぎてしまう原因として

●食べすぎ、肥満
説明の必要はないと思いますが、脂肪の過剰摂取は体全体の脂肪を増やします。

●アルコール
アルコールは肝臓での仕事を増やします。当然体にとってはストレスとなりますので血中へ脂肪を遊離する量が増えます。

●ストレス
これが一番重要で、ストレスがかかると副腎皮質ホルモンの分泌が進みます。これは体がストレスに適応しようとしている反応で脳や筋肉へ栄養沢山送り危機に備えているのです。一過性なら何ら問題ありませんが、長期に渡るストレスは副腎を弱らせてしまいます。副腎皮質は血中よりLDLを拾い各種ホルモンの材料としている為、ストレスがかかり副腎皮質の需要が増えると、必然的に肝臓よりLDLの遊離が進みますので血中LDLの数が増えます。
又、ストレスある無し関係なしに、体に炎症があると副腎皮質ホルモンの需要が増え、副腎皮質ホルモンの需要が増えるとLDLの数が増え炎症が引き起こされるという悪循環が生まれる事もあります。

●たばこ
たばこに含まれるニコチンが中性脂肪、LDLの数を増やします。

●各種慢性病、薬の影響
病気によってはLDLの数値が上がってしまう事があります。薬も同様です。

●遺伝

などが考えられます。




改善法としては、
○炎症反応を抑える
○酸化LDLの生成を抑える
○副腎皮質を元気にする
○炎症を抑える各種栄養素の代謝、生成、水分の保持を担う肝臓の働きを助ける

比較的若い方で内臓のバランスが崩れていないような場合は、炎症反応を抑えてあげるだけで治る事が多いです。
例えば漢方薬の「竜胆寫肝湯」などで血管や細胞の炎症や、周辺の過剰な水分停留を改善してあげるだけで改善していく事が多いです。(病院ではステロイドホルモン剤)

後はその方の原因によるのですが、ストレスが多くLDLの需要が多すぎる方にはストレスを緩和させるものや抗酸化作用のあるものを、貧血がありリポタンパクの運搬が出来ない場合には貧血の改善を、肝臓の疲れがある場合には肝機能の改善をなど、その方に合った改善方法を用いるようにします。


全てが以上ののような原因で皮膚炎が引き起こされているとは限りませんが、割合的には多いと自分は思います。



最後に、自己免疫が原因となり炎症が激化する疾患として。膠原病などの「自己免疫疾患」があります。
これらは自己免疫が自己の正常な細胞を攻撃して、炎症を激化させ様々な疾患を生みだしているのですが、色々勉強してみると、正常な細胞ではなく何らかの変性を生じた細胞に攻撃しているというのが分かってきています。これは先ほど書いた酸化LDLが原因になるケースがあるのはもちろん、血流の悪化、各臓器の働きなどにも大きく関わっているものと思います。

興味深いのは、この自己免疫疾患、女性に多いという点です。ホルモンに関係しているといわれており、自分が思うに女性は子供を宿る為に子宮内膜を増殖させるという機能を持っています。この内膜を増殖させる時に新生血管を網の目のように張りめぐらせて増殖していくのですが、どうもその機能が子宮以外の血管にも新生血管を増殖させ炎症を引き起こしてしまい、それが細胞の変性を招き自己免疫疾患を引き起こす要因になっているのではないかと思っています。

こうやって考えてみると、ストレスによる血流障害、ストレスや炎症・食生活などによるLDLの増加、副腎の機能、新生血管増殖因子ホルモン、貧血、肝機能(ストレス、規則正しい生活習慣、食生活、寝不足、運動不足、アルコールたばこなどが影響)など様々な事が原因となって炎症が引き起こされ、それが皮膚炎となったり、又は自己免疫疾患の原因となるようです。



いや~人間の体というのは実に緻密に計算されて作られているのだな~と感心します。
知れば知るほど驚かされます。
プロフィール

漢方で悠々生活

Author:漢方で悠々生活
茨城県鹿嶋市
「みやわき健康薬局」
宮脇崇です。
毎日せっせと健康ブログ更新中です。

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〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2048-20
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